N.Y さん 第一ITインフラ部
AWS SAP(Certified Solutions Architect – Professional)
TOEIC Listening & Reading Test 850点
Java Silver(Oracle Certified Java Programmer, Silver SE)

これまでのご経歴について
私は、現在の社名になる以前の『テクニケーションの「新卒第1号」』として入社しました。
入社から数年を経てLPIC-3やAWS SAPも取得して、日々インフラエンジニアとして業務に取り組んでいますが、
実は、取締役の木村さんとは、私が学生だった頃からの付き合いになります。
当時の私はオンラインゲーム、特にFPSに熱中していて、木村さんとはチームのメンバーとして毎晩ボイスチャットを繋いで遊んでいました。
私だけが中高生で、チームの他のメンバーは私からすると『謎のおじさんたち』だったのですが、
地方に住んでいた私の地元までわざわざ遊びに来てくれたりと、ゲームの枠を超えた付き合いをしていました。
当時の私はメンタルが非常に弱く、ゲーム中に泣き出してしまうこともありました。
高校生の時には精神的に深く落ち込んでしまい、病院に運ばれるほど体調を崩してしまった時期もあったんです。
その時、木村さんがわざわざ遠方から実家まで駆けつけてくれて、
父と3人で鍋を囲みながら「元気を出せ、大丈夫だ」と強く励ましてくれたこともありました。
私は田舎町に住んでいたんですが
「最終的にどこに住むかは自由だけど、一度は東京などの大都市で生活して、コミュニティの外の世界を見た方がいいよ」
というアドバイスを木村さんからいただいたんです。
その言葉を素直に受け止めて、東京の大学へ進学することを決めました。
大学では経済やマーケティングを学びながら、
好きだった英語に力を入れて大学2年でTOEIC 850点を取得したりといった自己投資も行いました。
「ITの知識をつけておきたい」と高校時代に軽い気持ちでITパスポートを取得していたこともあり、
就職活動ではIT業界を志望していました。
その頃に木村さんから「うちに来ないか」と誘っていただき、新卒で入社することになったという経緯になります。
実は、入社前はインフラエンジニアとしてキャリアを進めるか、開発エンジニアに挑戦するのかまだ定まっていませんでした。
そこで「とりあえず両方取っておけばいいんじゃないか」と考え、新卒の段階で広く知見を持っておこうと「AWS SAA」と「Java Silver」を事前に取得していました。
その後、最初に配属されたのは、大手証券会社の社内SEの現場でした。
約1年間、社員の方々のソフトウェアやハードウェア関連の対応を行っていたのですが、
そこはユーザー側も同じチームの方も外国籍の方が多いグローバルな環境だったんです。
ここで活きたのが、大学時代に取ったTOEICの英語力と、海外のプレイヤーとボイスチャットで連携しながらゲームをプレイしていた経験で英語のコミュニケーションに全く抵抗がなかったことです。
学生時代に木村さんとゲームをしていた経験が業務で活きるとは思いませんでしたが、『人生に無駄な経験はない』と強く実感した瞬間でした。

資格が実務に活用できた瞬間
入社して早々にインフラエンジニアとしてキャリアを積んでいこうと考えたこともあり、
プロジェクト参画前に自主的にLPIC-2まで取得をしてから、サーバー構築・運用の案件にステップアップしました。
これがその後のキャリアの明暗を大きく分けることになります。
そのプロジェクトには私ともう一人、ジュニアクラスの方が参画されていました。
数ヶ月経った頃、その方から
「現場がきつい」「何を聞けばいいのか、分からないことが分からない状態です」
とSOSの相談があったんです。
事前知識が足りていなかったことから取っ掛かりがつかめず、回答の意味が理解できないという悪循環に陥っていました。
一方で私は問題なく業務を進めることができ、お客様からも高い評価をいただいていました。
この差は間違いなく「前提知識の差」だと考えています。
LPIC-2までの知識があったおかげで、現場でApacheなどのWebサーバーの設定値を見た際も「なるほど、この設定だな」と直感的に理解できました。
自分が「何を知っていて、何を知らないのか」の切り分けができていたため、的確な質問をすることができたんです。
事前に資格学習で現場業務の3割に相当する知識を知っていれば、現場でキャッチアップすべき新しい知識は7割で済みます。
経験がない状態で現場に飛び込む際、事前に知識をつけておくことがどれほど自分を助けるか、身をもって学びました。
その後も研鑽を重ねており現在はインフラエンジニアとして実務をこなしながら、
さらに上位の資格であるLPIC-3(300 Mixed Environments(混在環境))やAWS SAPも取得しています。
資格学習について
その現場ではWindowsサーバーやActive Directoryを扱う業務もあるのですが、
私がLPIC-3の知識を持っていたため、「ここはお願いしよう」と仕事を任せていただけました。
その後、現在のプロジェクトではJavaフレームワーク更改、
現行のオンプレ基盤からクラウド基盤への環境構築・移行が主な業務になっています。
Azureは今の現場で初めての実務経験として触れていて、AWS SAPを取得していたからこそ
似たようなサービスが理解しやすく、キャッチアップが楽だったと感じています!
事前に知識があったからこそ最初から成果を出すことができ、お客様からの信頼を獲得してきました。
自発的な努力が、自らチャンスを掴むきっかけになった出来事でした。
学習法については、参考書を読みつつ、過去問を辞書代わりに解いて理解を深めていくスタイルで進めていました。
資格を取得してみて思うのは、ただ暗記するだけでなく自分のPCにVMwareやWSL2を入れて、
実際にLinux環境を構築し、実機を触りながらコマンドを叩くことが非常に重要だということです。
ディストリビューションにこだわりすぎる必要はありませんが、手を動かすことで圧倒的に理解が深まると思います。
学習時間の目安として、LPIC-1は毎日2時間、休日8時間ほど確保して約1ヶ月で取得しました。
LPIC-2は暗記量が多く内容も深いため一番の鬼門で、3〜4ヶ月かかりました。
LPIC-3は範囲が絞られる事と、ある程度実務経験を積んでからの学習だったため、この二つよりも短い学習時間で取得できました。
ただ、Lpic-3の際はバージョンが新しく改定されたばかりで公式のテキストがなかったため、
旧バージョンの問題集をベースにしつつ、差分を自分で調べ、実機を動かして知識を深掘りするという学習を行いました。
この「自分で調べて検証する」というプロセス自体が、実務に直結する大きな経験になったと感じています。
ステップアップを目指す方へ
事前に知識をつけて実務に活かし、着実にステップアップしていく形であればキャリア形成には特別なセンスは不要で、
やる気さえあれば「誰にでもできる再現性の高い方法」だと考えています。
「資格なんて実務で役に立たない」と言う人もいますが、私は資格や事前知識のキャッチアップに何度も救われてきました。
エンジニアとしてキャリアを築きたい方は、ぜひ「事前に知識をつけておくこと」を意識していただくと良いと思います。
過去の経験や学んだ知識は、必ずどこかで繋がって自分の助けになるので、ぜひチャレンジしてみてください!





























