Java開発者が語る!Webアプリケーションの画面作成からDB操作までの道のり

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はじめに

私がITエンジニアとして初めて取り組んだプロジェクトは、Webアプリケーションの開発でした。画面の表示だけでなく、APIと連携し、データベース(DB)とやり取りする機能まで、フロントエンドからバックエンドまで一貫して担当する経験でした。

当初は「画面とAPIのつながり」がピンとこず、技術的にも概念的にも苦戦しましたが、段階的に理解が進み、最終的には機能要件を満たしたシステムを完成させることができました。

「自分にもできたのだから、これから学ぼうとする人にもできるはず」
そう思い、この記事を執筆しています。


そもそもAPIとは?

API(Application Programming Interface)とは、ソフトウェア同士が情報をやり取りするための「インターフェース(接点)」です。

Webアプリ開発においては、たとえば「検索」ボタンをクリックすると、フロントエンド(ユーザーの画面)からAPIが呼び出され、バックエンド側の処理を通じてデータベースにアクセスし、必要な情報を取得して返します。

このときの流れは、
画面(フロントエンド) → API → データベース
といった構成になっています。

APIは、システムの部品同士をつなぐ“窓口”のような存在で、データの取得や登録など、さまざまな処理を効率的かつ安全に実行するために使われます。


実際の開発フロー:一覧画面の実装を例に

今回は、私が実装した「一覧画面の表示」機能について、どのような手順で開発したかを紹介します。

① 画面の作成(フロントエンド)

まずはユーザーが目にする画面を作成しました。使用した技術は以下の通り:

  • HTML:ページの構造定義
  • CSS:見た目の装飾
  • JavaScript:動きや非同期通信の実装(fetchなど)

ここではAPIの事は考えずに作成しました

② JavaでAPI開発(Spring Boot)

画面からのリクエストを受け取るために、Spring Boot を使ってJavaでAPIを開発しました。具体的には:

  • /api/listのようなエンドポイントを定義
  • DBから情報を取得し、JSON形式で返却
  • APIのレスポンスが画面に正しく表示されるように設計

この部分が「Webアプリの中核」と言える機能です。

③ DB接続とデータの取得

APIが機能するためには、データベースとの接続が欠かせません。

  • MySQLなどのDBを使い、データを保存
  • Spring Data JPAを通じてDBにアクセス
  • JavaコードでDBのデータを取得してAPI経由で返却

この流れにより、DB上のデータがリアルタイムで画面に反映される仕組みを作りました。


一連の機能が完成したあと、実際にDBを編集して画面を再読み込みしてみると、一覧に反映されているのが確認できました。

このとき感じたのが「すべての技術がつながった」という強い達成感です。自分の手で作ったアプリが正しく動く喜びは、何ものにも代えがたいものでした。


📝 まとめ

一連の機能が完成し、実際にDBを編集してみると、一覧に反映されているのが確認できました。

この時プログラミングの達成感を強く感じることができました。

段階はあるものの理解を積み重ねていけば完成にたどり着くことができる事を学びました。

これからWebアプリ開発に挑戦する皆さんの参考になれば幸いです。