基本情報技術者試験に合格!最短突破のための勉強法と役立ったこと

アイキャッチ画像

基本情報技術者試験(FE)は、エンジニアを目指す人にとって最初に挑戦する国家資格として知られています。
試験範囲は広く、IT未経験者にとってはハードルが高いと感じるかもしれません。

私自身、試験勉強を始めた当初は、
Javaの初級本を一冊読み終えたくらいのレベルでした。
プログラミングの基礎(変数、条件分岐、ループ)には触れていたものの、
IT全般の知識やアルゴリズム、データベースなどは完全にこれから学ぶ状態。
そんな私でも、効率よく勉強を進めて合格できたので、
この記事では、最短で合格するために取り組んだ勉強法と、実際に役立った学習のコツを紹介します。

これから受験を考えている方の参考になれば幸いです。

基本情報技術者試験とは?

基本情報技術者試験は、IPA(情報処理推進機構)が主催する国家試験です。
現在はCBT(Computer Based Testing)方式で実施されており、午前・午後の試験ともにパソコンの画面上で解答するスタイルになっています。

試験は以下の2部構成です。

  • 午前試験:ITに関する基礎知識を問う選択式問題
  • 午後試験:応用力が試される長文読解型の選択式問題

午後試験はかつての記述式・選択式とは異なり、現在はすべて選択式問題になっており、マウスクリックで回答していきます。
また、試験結果は受験後すぐに確認できる点も、従来の筆記試験と大きな違いです。

最短突破を目指した勉強法

オフィスでスマホを見る男女のビジネスマ

午前試験対策

午前試験は、IT全般の知識が問われるため、まずは全体像を把握することを意識しました。

私はまず、参考書を使って試験範囲全体の概要を掴むことからスタート。
専門用語や範囲の広さに圧倒されそうでしたが、まずは全体を俯瞰して地図を作る感覚で進めました。

次に、理解が浅い分野苦手なテーマについては、YouTubeの解説動画を活用。
視覚的な説明を通して、独学だけでは掴みづらいイメージを補強できたのが大きな助けになりました。

基礎理解ができた段階で、過去問付き参考書を使った演習に取り組みました。
過去問を解き、解説をじっくり読み込みました。

ポイントは、1日30分でも良いから毎日コツコツ続けること
特に暗記系や計算問題については、出題パターンを掴むことが重要なので、反復練習を徹底しました。

午後試験対策

午後試験は、長文読解力と実践的な知識応用力が問われます。
問題は長めのシナリオ文に対する多肢選択式で、コードのトレース問題や図表を読み取る問題が中心です。

私はここでも、参考書を中心に対策を進めました。

特に意識したのは、トレース練習です。
参考書に載っているアルゴリズム問題やコード問題を、手を動かしてトレースしながら、流れを追う練習を徹底しました。
最初は難しく感じましたが、徐々に問題文の流れを追いながら解答にたどり着く感覚が掴めるようになりました。

勉強を続けるための工夫

勉強を続けるために意識したことは、以下の2つです。

  • スキマ時間を活用:通勤中や昼休みに1問だけでも解く習慣を作りました。
  • 完璧を目指さない:合格ライン(6割〜7割)を狙い、苦手分野にこだわりすぎない。

実際に役立ったこと

  • 参考書中心の勉強で、体系的な理解と過去問演習を両立できた
  • 苦手分野はYouTube解説動画で補強し、理解を深めた
  • 午後問題では、トレース練習が効果的だった
  • 基礎的なIT知識が、資格取得後の実務でも大きな支えになっている

これから受験する人へ

  • 最初は範囲の広さに圧倒されても、コツコツ続ければ必ず成果は出ます。
  • 過去問中心の勉強+参考書で理解を深めるのが最短ルート。
  • 完璧を目指すより、7割合格ラインを意識して効率よく勉強を進めましょう!

まとめ

基本情報技術者試験は、広い範囲から出題されるため不安に感じるかもしれませんが、
正しい勉強法と継続があれば、最短合格は十分可能です。
今回紹介した勉強法が、これから受験する方の一助になれば嬉しいです。