ERPエンジニアとは?仕事内容から必要なスキル、年収、将来性、メリットや注意点まで解説

ERPエンジニアは、現場での実務経験や技術スキルを活かしてキャリアアップや収入向上を目指せる選択肢の一つです。
SESとは、システムエンジニアをクライアント先に派遣して開発業務を提供するサービスです。そんなSES企業で働いているものの、このままでよいのかと将来に漠然とした不安を抱えていませんか。
なかでもERPという言葉に触れたことはあるけれど、自分には無縁と感じている方も少なくありません。
本記事は、ERPエンジニアの役割や将来性、SES経験者だからこそ活かせるポイントを解説します。前向きな気持ちで、第一歩を踏み出すためのきっかけにしていただければ幸いです。
目次
ERPエンジニアとは

ERPやSAPという言葉は聞いたことがあるけれど、それがエンジニアとしてのキャリアにどう関わるかはわからないという方も少なくありません。
特に、ERPはコンサル向けの仕事という印象をもち、エンジニアの道とは無関係だと思い込んでいる方もいるでしょう。
しかし、実際にはERPエンジニアという職種は開発や構築、運用などの技術的フェーズを担うエンジニア職です。
これまでSES現場で積み上げてきた実務経験やプログラミングスキルも、ERPの現場で十分に活かすことが可能です。
ここでは、ERPエンジニアの基本的な役割やSAPおよびERPコンサルタントとの違いを解説します。
ERPシステムを専門とする技術者の役割
ERPエンジニアは、企業の基幹業務を一元管理するERPシステムの開発や管理、運用を担う技術者です。
クライアントの業務要件に沿って、システムの設計やカスタマイズ、テストや運用保守まで行います。
業務内容は、Web系システム開発と似ている部分も少なくありません。JavaやABAP、SQLなどのプログラミングスキルが求められる場面もあります。
さらに、ユーザーとのやり取りを通じて業務理解を深める必要があるため、技術だけでなくコミュニケーション能力も活かせる職場です。
実務経験が豊富なSESエンジニアは、キャリアアップしやすく、将来的な市場価値の高い分野といえるでしょう。
SAPとERPの違い

混同されやすいSAPとERPですが、両者には明確な違いがあります。
ERPは、企業のリソースを効率的に管理するための仕組みや概念であり、SAPはそれを実現するための製品やベンダー名です。
つまり、SAPはERPシステムのなかでも世界的にシェアが高めの製品であり、ほかにもさまざまなERP製品が存在します。
ERPエンジニアは、これらの製品を扱い、業務に応じたカスタマイズや構築を担う技術者です。
SAPエンジニアは、そのなかの一つのカテゴリですが、扱う範囲は広く製品に特化した知識やスキルが必要です。
ERPコンサルタントとの違い
ERPエンジニアとERPコンサルタントは、同じERP領域に関わりながらも役割が異なります。
コンサルタントは、クライアントの業務課題をヒアリングし、適切なERP導入プランを提案する上流工程を担当します。業務要件定義や設計方針の策定などが主な業務です。
一方ERPエンジニアは、その設計方針に基づき実際のシステム開発や設計・テスト・運用を行う技術職です。
SESやSlerでの経験が活かしやすく、手を動かしてシステムを構築する点に魅力があります。
コンサルタントでなければ難しいと敬遠していた方も、自分のスキルをそのまま活かせるERPエンジニアなら、キャリアの延長線上にあると感じられるでしょう。
ERPエンジニアの仕事内容

ERPエンジニアは、企業の業務全体を管理や適切化するERPシステムの導入から運用までを支える技術職で、仕事内容は幅広くプロジェクトの各フェーズに関わります。
具体的な業務の流れと、SESエンジニアとして培ってきた経験が活かせるポイントも確認してみましょう。
要件定義と設計フェーズ
ERP導入は、まず何を実現したいのかを明確にするところから始まります。業務部門とのヒアリングを通じて、必要な機能や業務フローを整理し、それをシステムにどのように落とし込むかを設計します。
ERPコンサルタントが主導することもありますが、ERPエンジニアも仕様理解や設計補助として関わることが少なくありません。
顧客折衝や要件整理を経験していれば、そのスキルは強みの一つです。
構築とカスタマイズフェーズ
このフェーズでは、ERPパッケージに対して必要な設定やカスタマイズを行います。例えば、SAPであればABAPによるプログラミング、その他のERP製品でもJavaやSQLを使うことがあります。
そのため、SES現場での開発経験がそのまま活かせるでしょう。また、標準機能の設定も重要で、ツールの操作に慣れる力や論理的な思考が役立ちます。
テストと本番移行

構築後は、システムが要件どおりに動作するかを確認するテスト工程があります。
単体テストや結合テスト、ユーザー受け入れテストなどが含まれ、正確なチェックやバグ修正対応が必要です。
この工程もシステムテストの経験や不具合対応のスキルが発揮される場面が少なくありません。
運用と保守
導入後は、定期的なシステム更新や障害対応、ユーザーサポートなど長期的な保守運用業務があります。
安定稼働を支えるこのフェーズでは、インフラや保守系のSES案件に携わってきた経験者が特に重宝されます。
このようにERPエンジニアの仕事は多岐にわたるため、これまでのキャリアを活かせるチャンスが豊富で、経験を土台にしたキャリアアップとして考えられる職種です。
私たちテクニケーションは、エンジニアの働き方に焦点を当てたSES企業です。エンジニア一人ひとりの成長をサポートする環境が整っています。
例えばテクニケーションでは、案件の単価に連動した単価給与連動制を採用しています。案件単価に応じて報酬がアップするため、実力がある方ほど収入を得やすいシステムです。
また、案件単価は明確に開示しているため、納得感をもって働けることも特徴の一つです。
案件選択制により、ERPエンジニアの経験をさらに積み、成長することもできます。たとえ未経験の分野でも、チーム制によりチームメンバーと協力して業務に取り組めるのが特徴です。
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ERPエンジニアに必要なスキル

ERPエンジニアと聞くと、高度な専門職というイメージから、自分には難しいと感じる方もいるでしょう。
実際に、ERPエンジニアには幅広いスキルが求められますが、それらは段階的に身につけることができます。
例えば、システムの知識や業務管理、マネジメントなどは自分の得意分野を出発点に少しずつ積み上げていくことが可能です。
ここでは、ERPエンジニアとして活躍するために必要なスキルを4つの観点から解説します。
システムの専門知識
ERPは企業の基幹システムであり、ソフトウェアやデータベース、ネットワークなどITインフラ全般の知識が求められます。
特に、SAPやOracle、Microsoft DynamicsなどのERP製品の仕組みの理解が重要です。設定やカスタマイズ、トラブル対応ができるスキルも求められます。
ただし、最初からすべてを知っている必要はありません。まずは、一つの製品や分野から学び始め、プロジェクトに関わるなかで徐々に理解を深めていけばよいでしょう。
プロジェクトマネジメント力
ERPの導入や改修には、複数の部署や外部パートナーが関わります。そのため、スケジュール管理や課題の整理、リスク対応などのマネジメントスキルが不可欠です。
最初は小規模なタスクの管理からスタートし、経験を積むことで全体の進行をコントロールできる力を育てていくことができます。
PMBOKやスクラムなど、マネジメントのフレームワークを学ぶことも有効です。
業務・経営に対する理解力

ERPは経理や人事、在庫管理、販売管理など企業のあらゆる業務に関わるシステムです。
業務フローや部門間のつながり、経営上の意思決定がどのように行われるのかを理解することで、より実践的な提案や設計が可能になります。
業務知識は現場とのヒアリングや実際の業務体験を通じて、少しずつ身につけていくことができる分野です。
コミュニケーションスキル
ERPエンジニアは、開発者と利用部門の橋渡し役でもあります。専門用語をわかりやすく伝える力や、相手のニーズを正確に汲み取る力が求められます。
特に要件定義フェーズでは、利用者の困りごとをシステム上の要件に変換する力が重要です。
初めは簡単な説明や議事録作成などから始め、徐々に対話力を鍛えていくことで自然と高められるスキルです。
このように、ERPエンジニアに求められるスキルは幅広いものの、一つひとつ段階を踏んで習得できます。自分の経験やスキルを活かして、着実にキャリアアップを目指せるでしょう。
私たちテクニケーションでは、エンジニアが目指すキャリアに応じて自由に案件を選べる案件選択制を採用しています。
スキルアップしたい分野や興味のある技術領域、自分の働き方のスタイルにマッチしたプロジェクトを選べるため、無理なく着実に成長を目指せるのが特徴です。
例えば、要件定義で必要なコミュニケーション力を身につける案件に参画することも可能です。実務を通して開発経験を積みたい方にも適した環境が整っています。
チーム制を導入しているため、たとえ未経験の分野でも経験豊富なベテランエンジニアのサポートを受けながら安心感をもって業務に取り組めるでしょう。
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ERPエンジニアの年収

厚生労働省の職業情報提供サイトでは、ERPパッケージコンサルタントを含むITコンサルタントの平均年収が約6,840,000円とされています。
これを踏まえると、ERPエンジニアの年収は約5,000,000〜9,000,000円と考えられますが、年収はスキルや実務経験の有無によって変動します。
国税庁が発表した民間給与実態調査によれば、日本人の平均年収は約4,580,000円でありERPエンジニアは平均年収を大幅に上回る水準です。
スキルや経験によって幅がある
ERPエンジニアの年収は、保有スキルや経験年数、担当するプロジェクトの規模によって異なります。
未経験からスタートした場合は年収4,000,000円前後となることもありますが、実績を積めば年収10,000,000円以上も期待できます。
また、マネジメント能力や業務改善の提案力がある方はさらに年収アップすることが可能です。キャリアの進め方次第で、収入の伸ばせる職種といえるでしょう。
年収アップを目指すのであれば、待遇のよい求人や自分のスキルに見合った案件を探すことが効果的です。
私たちテクニケーションでは、案件の単価に連動した単価給与連動制を採用しています。案件の単価に応じて報酬がアップするため、実力がある方ほど高収入を得やすいシステムです。
資格取得支援制度も備え、単に案件の紹介にとどまらない成長環境を提供します。
また、案件選択制により、目指すキャリアに応じた案件を選択することができます。ERPのスキルアップができる案件に参画し、自信の成長につなげられるのが特徴です。
チーム制では、チームメンバーと一緒に業務に取り組むため単なる技術的スキルだけでなくコミュニケーション力の向上も期待できるでしょう。
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求人情報による年収例

IT業界に特化した転職サイトには、年収35,000,000円を超える高額報酬の求人も掲載されています。
例えば、戦略や業務改革、DXを担うコンサルタント職では5,500,000〜35,000,000円と幅広く高度な専門性と実績が評価される傾向です。
また、プロジェクトマネージャー職では認証許可技術を扱うポジションで7,000,000〜12,000,000円、開発部門候補となる役職で6,700,000〜18,000,000円と責任の大きさに応じた報酬が提示されています。
さらに基幹業務に関わる情報システムの企画業務では、6,500,000〜11,000,000円の求人もあり、ERP分野での経験がしっかりと年収に反映されることがわかります。
ERPエンジニアの将来性

ERPの技術は古くならないのか、将来もこの仕事を続けられるのかと不安を感じる方もいるでしょう。たしかにIT分野は技術の変化が激しく、専門領域を選ぶ際は将来性が気になります。
しかし、ERPエンジニアは今後も需要の高まりが見込まれる職種です。企業のDX促進やグローバル展開においてERPの果たす役割は、ますます重要になるでしょう。
さらに、キャリアパスも多様で、スキルを活かしてERPコンサルタントやマネジメント職などへとステップアップも可能です。
ここでは、ERPエンジニアの将来性を市場ニーズとキャリアの広がりの二つの観点から解説します。
市場ニーズの継続的な拡大
さまざまな企業が業務の効率化や情報の一元管理を目的に、ERPの導入や刷新を進めています。特に中堅・中小企業への導入拡大やクラウドERPの普及により、市場の成長は継続中です。
また国内外でのグローバル展開やサステナビリティ対応など、新たな経営課題にERPが不可欠となっており、導入支援や運用を担うERPエンジニアのニーズは今後も高まると見込まれています。
キャリアパスの広がりと上位職へのステップアップ

ERPエンジニアのキャリアは、一つに限定されません。
導入や保守運用の経験を活かして、ERPコンサルタントとして上流工程へ進む道や、プロジェクトマネージャーとして大規模案件をリードする立場への昇格も可能です。
また、業務知識を深めることで、事業会社の情報システム部門やIT戦略担当として転職するケースもあります。
さらに、AI連携やクラウド移行などのテーマがERPと結びつくことも増えており、新たな技術領域と組み合わせたスキル開発も可能です。
こうした変化に対応するなかで、専門性を磨きながら市場価値を高めていけるのがERPエンジニアの魅力であり、企業の中枢を支える存在として今後も必要とされる職種です。
技術の進化とともに成長できる環境が整っているため、長く活躍できる分野を選びたいと考える方には有力な選択肢となるでしょう。
私たちテクニケーションでは、案件選択制を採用し、エンジニア自身がスキルや希望に合わせて自由に案件を選ぶことができます。
ERPコンサルタントとして成長したいと考えている方にぴったりの環境です。
またチーム制を導入しているため、経験豊富なベテランエンジニアからのサポートが受けられ、安心感をもって業務にのぞめるのもメリットの一つです。
さらに、私たちテクニケーションでは単価給与連動制を導入しており、会社間の案件単価に応じて報酬がアップするため納得感をもって働けます。
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ERPエンジニアとして成功するためのポイント

ERPエンジニアに転向したいけれど、自分にできるのか不安を抱えていませんか。たしかに、専門性の高い職種ですが、ERPエンジニアは努力がしっかりと成果につながる仕事です。
資格取得や情報収集など、日々の積み重ねによりスキルアップできる環境が整っており、未経験からでもキャリアを築くことが可能です。
ここでは、ERPエンジニアとして成長し、評価されるために実践すべきポイントを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
関連資格を取得して専門性を証明する
ERPエンジニアとして信頼されるためには、一定の知識を客観的に証明する手段があると強みになります。そのためにも、関連する資格取得は有効なアプローチです。
資格があることで、採用担当者やクライアントに対して基礎知識を有している、業務に必要なスキルがあると示すことができ自信にもつながります。
まずは、自分の興味のあるERP製品に関連した資格から挑戦し、少しずつ専門性を深めていくとよいでしょう。
業界動向を把握し継続的に学び続ける

ERPに関する技術や企業のニーズは変化しています。新しいトレンドにも柔軟に対応できることがこれからのERPエンジニアに求められます。
そのためにはITニュースや業界レポート、公式ブログなど定期的にチェックする習慣をつけ、業界動向を常に把握しておくことが大切です。
また、オンライン講座や書籍での学習、セミナーへの参加も有効です。学びを継続することで業務に役立つ知識が増え、変化に強い人材として職場で評価されやすくなります。
ERPエンジニアは、努力を続けた分だけスキルと評価が伸びていく職種です。明確な目標をもち、一歩ずつ取り組んでいけば未経験からでも目指せます。
ERPエンジニアに転職する方法

ERPエンジニアに興味はあるけれど、どのようにキャリアチェンジすればよいのかわからず、一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
ERPエンジニアは専門性の高い職種ですが、必要な知識やスキルを段階的に身につけていけば、他職種からの転職も可能です。
特にSESエンジニアのITの実務経験がある方は、経験を活かしてスムーズに転向できるケースも少なくありません。
ここでは、ERPエンジニアになるためのステップを紹介します。
ERP関連の知識や技術スキルを習得する
まずは、ERPの基本的な仕組みや代表的な製品について学ぶことから始めましょう。
ERPは会計や人事、販売管理などの企業の中核業務に関わるため、ITスキルに加えて業務知識も求められます。
独学でも入門レベルは習得可能ですが、効率よく学びたい場合はオンライン講座や書籍、資格取得を活用することがおすすめです。
関連業務での実務経験を積む
知識を学んだら、次は実務経験を積みましょう。
初めからERP案件に関われなくても業務システムの保守や運用、要件定義に関わるプロジェクトなどに参加することで徐々に関連スキルを習得できます。
SESエンジニアとして働いている方であれば、ERP関連の案件に配属されるよう希望を出すことができます。
また、業務系システムに関わる案件を通じてERP領域への足がかりを作ることが可能です。
転職サイト・エージェントを活用して情報収集する

実務経験がある程度身についてきたら、転職活動に向けた情報収集を始めましょう。
ERPエンジニアの求人は、専門性が高いため一般的な求人サイトよりもIT業界特化型の転職サイトやエージェントの活用がおすすめです。
特化型のエージェントであれば、次のようなメリットがあります。
- ERPや基幹システムに強い非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
- 自分の経験やスキルにマッチした案件を効率的に探せる
- 年収交渉やキャリアの棚卸もサポートしてもらえる
「どの分野で強みを発揮したいのか」を整理しつつ、複数のサイトやエージェントを併用して情報収集することで、選択肢を広げられるでしょう。
履歴書・職務経歴書や面接での自己PRを強化する
応募の段階では、自分の経験や学んできた内容を的確にアピールすることが重要です。履歴書や職務経歴書では、ERPに関する業務経験や取得した資格、学習内容を整理して記載しましょう。
また面接では、なぜERPエンジニアを目指すのか、これまでの経験がどのように活かせるのかを自信をもって伝えることが鍵となるでしょう。
例えば、ERPに関する直接的な経験がなくても、関連するプロジェクトのなかで培った業務理解や調整力は強みとしてアピールできます。
明確な道筋があれば、就職活動に踏み出せます。エンジニアとしてキャリアアップや環境改善を考える際、転職は重要な選択肢の一つです。
ERPエンジニアに転職するメリット

ERPエンジニアへの転職は、専門性の高さと将来性のあるキャリアを手にいれるチャンスです。業務知識とITスキルの両方を活かせるため、他職種よりも市場価値があり収入アップも期待できます。
また、上流工程に携われるため経営視点で業務に貢献できる点も魅力です。
さらに、企業の基幹システムとして長期的な運用が求められるERPは、安定したニーズとたしかな価値を感じられる転職先です。
ERPエンジニアに転職する際の注意点

ERPエンジニアにはメリットがある一方で、注意点もあります。
よい情報だけで判断せず現実的な側面にも目を向けておくことが、後悔のない選択につながります。特に重要な2つの注意点を確認しましょう。
継続的なスキルアップが必要とされる
ERPエンジニアは、業務知識と技術の両方が求められる専門職です。業界やシステムの変化に対応するため、転職後も継続的に学び続ける姿勢が必要です。
主要製品のアップデート情報や、業務プロセスの知識を習得し続ける努力が問われます。努力を怠れば市場価値が下がってしまうため、自走力のある方に向いている職種です。
転職先選びは慎重に行う必要がある
ERPエンジニアとしての働き方は、企業によって異なります。上流工程を任せてもらえる職場もあれば、運用や保守だけでスキルが伸びにくい環境もあります。
また、自社開発か外部常駐かなどの勤務形態の違いも見落とせません。求人票だけで判断せず、仕事内容やキャリアパスをしっかりと確認したうえで転職先を選ぶことが大切です。
ERPエンジニアとして自分に合ったキャリアを見つけるなら

ERPエンジニアとしてのキャリアを考えるとき、自分に合った環境で成長できるのか、理想の働き方は実現できるのかと不安に感じる方もいるでしょう。
スキルや経験を活かしたくても、現場によっては裁量がもてない場合もあります。
だからこそ、転職先選びは環境の柔軟性や評価の透明性が重要です。転職するのであれば、自分のスキルを正当に評価してもらえる環境で働きたいと考えることは当然です。
私たちテクニケーションでは、案件ごとの単価に応じて給与が決まる単価給与連動制を採用しており、実力がある方ほど高収入を得やすいシステムです。
案件選択制により、自分の思考に合ったプロジェクトを選べるため、ERP領域の実務経験を積むことが可能です。
たとえERP領域の経験が浅い方でも、チーム制により経験豊富なベテランエンジニアのサポートを受けながら安心感をもって挑戦できます。
さらに、キャリア形成を支援する資格取得支援制度も整っています。あなたの成長と納得感ある働き方を両立できる環境です。
まずは気軽に話せる専門アドバイザーとの無料相談で、自身に合ったキャリアの可能性を一緒に探しましょう。
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