AWS認定資格の種類や難易度は?取得するメリットや試験内容、勉強方法を解説

IT業界は実力主義の傾向が強い業界です。エンジニアとしてステップアップするためには、実績はもちろんスキルの証明として資格を取得しておくことも効果的です。
この記事では、エンジニア向け資格の1つとしてAWS認定資格に焦点を当て、資格の種類や難易度、メリットなどを解説します。
「エンジニアとしてさらにキャリアアップを目指したい」という方の参考になれば幸いです。
目次
AWS認定資格とは?

AWS認定資格とは、Amazonが提供するクラウドサービスであるAmazon Web Service(AWS)に関する知識やスキルを習得できる資格です。
AWSはAmazonが提供するクラウドサービスの総称で、ストレージやデータベース、機械学習などのサービスを提供しています。
AWSは世界中の企業や団体で利用されており、シェア率は30%以上と高い割合を維持しています。
日本でもAWSを採用している企業は多く、エンジニアとしてキャリアアップを目指すのであれば取得しておくべき資格といえるでしょう。
また、AWS認定資格は全部で12種類あり、初級エンジニアから上級エンジニアまで幅広い層が対象です。
AWS認定資格の種類

AWS認定資格は、難易度が低い順に以下4つのカテゴリに分類されています。
- FOUNDATIONAL
- ASSOCIATE
- PROFESSIONAL
- SPECIALTY
各資格の対象者は実務経験をもとに分けられています。上級資格になるほど、実務経験が求められるため、現在の経験値をもとに受験する資格を検討するとよいでしょう。
各カテゴリのなかには複数の資格があり、AWS認定資格の数は全部で12種類です。各カテゴリごとの資格について詳細を解説します。
FOUNDATIONAL
FOUNDATIONALは、AWS認定資格のなかでも難易度が低く、初心者向けの資格です。
FOUNDATIONALには2つの資格が含まれており、学びたい領域によって受験すべき資格は異なります。FOUNDATIONALに含まれる資格は以下の2つです。
- AWS Certified Cloud Practitioner
- AWS Certified AI Practitioner
AWS Certified Cloud Practitionerは、AWSクラウドの基本的なサービスや用語の理解に役立ちます。AWSクラウドサービスとクラウドコンピューティングのスキルや知識を証明できます。
AWS Certified AI Practitionerは、AIに関する知識を得るのに役立つ資格です。2024年8月に新しく追加されました。人工知能や機械学習への理解を証明することができます。
AWS Certified Cloud Practitionerと同様に初心者向けの資格で、AIの知識を身につけておきたい方や、非エンジニアとしてAWSのAI/MLソリューションを利用している方向けの資格です。
ASSOCIATE

ASSOCIATEは、AWS認定資格のなかでも中級に位置しています。
主にエンジニア向けの資格が多く、初級エンジニアやデータエンジニアを対象としています。
ASSOCIATEに含まれるのは以下5つの資格です。
- AWS Certified SysOps Administrator – Associate
- AWS Certified Developer – Associate
- AWS Certified Solutions Architect – Associate
- AWS Certified Data Engineer – Associate
- AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate
各資格の詳細を解説します。
AWS Certified SysOps Administrator – Associateは、運用担当の初級エンジニアを対象とした資格です。AWSでのデプロイや管理、セキュリティに関する業務を1年以上行った方を対象としています。
AWS Certified Developer – Associateは、開発担当の初級エンジニアを対象とした資格です。AWSサービスを使用したアプリケーションの開発と保守に1年以上関わっている方を対象としています。
AWS Certified Solutions Architect – Associateは、AWSに関わるSEやコンサルタントを対象とした資格です。AWSサービスに関わる幅広い知識を学ぶことができます。
AWS Certified Data Engineer – Associateは、データエンジニア向けの資格です。データエンジニアの実務経験2〜3年に加え、AWSサービスの使用経験が1〜2年程度あることが望ましいでしょう。
AWSのなかでもデータ関連のサービスを使用し、データモデルの管理やデータライフサイクルの管理、データの品質担保が担えるようになります。
AWS Certified Machine Learning Engineer – Associateは、機械学習エンジニア向けの資格です。2024年8月に新しく追加されました。
機械学習エンジニアとしての実務経験に加え、AWSサービスの使用経験が1年以上あることが望ましいです。
PROFESSIONAL

PROFESSIONALは、AWS認定資格のなかで中級に位置しています。
PROFESSIONALに含まれる資格は以下の2つです。
- AWS Certified Solutions Architect – Professional
- AWS Certified DevOps Engineer – Professional
どちらの資格も、AWSクラウドの使用経験が2年以上ある方を対象としています。
AWS Certified Solutions Architect – Professionalは、中級エンジニアのうち主にアーキテクト向けの資格です。AWS Certified Solutions Architect – Associateの上位資格にあたります。
AWS Certified DevOps Engineer – Professionalは、中級エンジニアのうち主に開発や運用担当者向けの資格です。
AWS Certified SysOps Administrator – AssociateとAWS Certified Developer – Associateの上位資格にあたり、AWS環境での運用や管理経験が2年以上ある方を対象としています。
SPECIALTY

SPECIALTYは、AWS認定資格のなかで最上位の資格です。
対象者は上級エンジニアや機械学習エンジニア、セキュリティエンジニアなど、高度な知識やスキルを必要とするエンジニアです。
SPECIALTYに含まれる資格は以下の3つです。
- AWS Certified Advanced Networking – Specialty
- AWS Certified Machine Learning – Specialty
- AWS Certified Security – Specialty
各資格の詳細を解説します。
AWS Certified Advanced Networking – Specialtyは、AWSでネットワーク構築を行うネットワークエンジニア向けの資格です。実務経験は5年以上あることが望ましいです。
資格取得によって、AWSサービスのネットワークアーキテクチャの設計と維持に関する専門知識を有していることが証明できます。
AWS Certified Machine Learning – Specialtyは、機械学習エンジニアやデータサイエンティスト向けの資格です。
AWSクラウドでの機械学習や深層学習の開発や設計、実装経験が2年以上あることが望ましいです。ほかにも、機械学習の基本的な知識や深層学習フレームワークの使用経験も求められます。
資格取得によって、AWSでの機械学習モデルの構築やトレーニング、チューニング、デプロイに関する専門知識を有していることが証明できます。
AWS Certified Security – Specialtyは、セキュリティエンジニア向けの資格です。
セキュリティソリューションの設計と実装で5年の実務経験があり、AWSワークロードを使用したセキュリティ保護の実務経験が2年以上のセキュリティエンジニアを対象としています。
資格取得によってデータ分類やデータ保護メカニズム、データ暗号方法について高度な知識を有していることが証明可能です。
私たちテクニケーションでは、高還元率70%以上を実現し、多様な案件を豊富に取り扱っています。また、案件選択制を導入しているため、自分のスキルやキャリア目標に合わせて最適なプロジェクトを自由に選べます。
さらに、チーム制でベテランエンジニアのサポートが受けられるため、安心感を持って高度な案件に挑戦し続けられる環境です。単価の開示により自身の市場価値を正確に把握できることも、テクニケーションの大きな強みです。
専門性を活かしてキャリアアップや年収アップを目指す方は、ぜひテクニケーションのカジュアル面談でご相談ください。
AWS認定資格の試験内容

AWS認定資格の試験内容は取得する資格によって異なります。試験時間や問題数、合格基準点などは、試験勉強を始める前に確認しておくとよいでしょう。
AWS認定資格の試験スコアは、各問題の難易度によって問題ごとに配点が異なります。単純な正答率では取得スコアがわからないため注意が必要です。
また、試験は複数の言語で受験可能で、すべての資格の対象言語に日本語が含まれています。
FOUNDATIONALの試験内容

FOUNDATIONALでは、ITやAWSに関する基礎知識が問われます。試験時間は、2つの資格共通で90分です。
試験形態も共通しており全65問を選択形式で回答します。換算後のスコアで70%取得できれば合格可能です。試験費用は16,500円(税込)です。
ASSOCIATEの試験内容
ASSOCIATEの試験内容は資格によって異なりますが、それぞれ初級エンジニアとして実務を行うにあたって必要な知識が問われます。
試験時間は、5つの資格共通で130分です。試験形態も共通しており、全65問を選択形式で回答します。換算後のスコアで72%取得できれば合格できます。また、試験費用は22,000円(税込)です。
PROFESSIONALの試験内容
PROFESSIONALの試験内容は資格によって異なりますが、中級エンジニアとして実務を行うにあたって必要な高度な知識やスキルが求められます。
試験時間は、2つの資格共通で180分です。試験形態も共通しており、全75問を選択形式で回答します。
換算後のスコアで75%取得できれば合格可能です。試験費用は44,000円(税込)です。
SPECIALTYの試験内容
SPECIALTYの試験内容は資格によって異なりますが、上級エンジニアとしての高度な知識やスキルが求められます。
試験時間は、AWS Certified Advanced Networking – SpecialtyとAWS Certified Security – Specialtyが170分、AWS Certified Machine Learning – Specialtyは180分です。
試験形態は3資格で共通しており、全65問を選択形式で回答します。換算後のスコアで75%取得できれば合格可能です。試験費用は44,000円(税込)です。
AWS認定資格の難易度

AWS認定資格は全12種類で、難易度が低い順にFOUNDATIONALとASSOCIATE、PROFESSIONAL、SPECIALTYの4カテゴリに分類されています。
AWS認定資格を受験する際は、これまでの経験とスキルにあった資格を選択することが重要です。どの資格が初級者、中級者、上級者向けに用意されているのか解説します。
初級者向け
初級者向けのカテゴリは、FOUNDATIONALとASSOCIATEです。FOUNDATIONALは、受験資格が設けられていないため、実務経験がない方や初級エンジニアの方でも受験できます。
これからエンジニアを目指す方は、まずFOUNDATIONALの資格から取得を目指すとよいでしょう。
すでに業務を開始している初級エンジニアの方は、ASSOCIATEに挑戦するとよいかもしれません。
ASSOCIATEは、AWSクラウドの実務経験が2年以上あるエンジニアが対象のため、実務に慣れつつある方でスキルアップを検討している方におすすめです。
資格ごとに対象の職種が異なるため、自分の業務内容にあった資格を選択しましょう。
中級者向け

中級者向けのカテゴリは、PROFESSIONALです。中級エンジニア向けの資格が多く、エンジニアの基礎的な知識やスキルを前提に、AWSへのより深い知識を習得可能です。
初級向けのFOUNDATIONALとASSOCIATEと比べると、取得難易度はぐっと高くなります。
AWSクラウドの実務経験が2年以上あるエンジニアを対象にしているため、エンジニアとしてさらにステップアップしたい方におすすめです。
上級者向け
上級者向けのカテゴリは、SPECIALTYです。知識と実務経験を備えたエンジニア向けの試験で、取得難易度はほかのAWS認定資格と比べても高くなります。
資格を取得することで、スペシャリストとしての知識やスキルが備わっていることを証明できます。転職や現職での昇格を目指す際に役立つでしょう。
エンジニアとして市場価値を高めたい方には、案件選択制を実施している高還元SES企業がおすすめです。私たちテクニケーションでは、案件選択制を導入しており、自分の経験や目標に合わせて案件を選べる環境を提供しています。
また、チーム制でベテランエンジニアのサポートを受けながらスキルアップに取り組めます。さらに、還元率70%以上の高還元を実現しており、単価開示によって自身の市場価値を正しく把握しながら納得感を持ってキャリアを築けるのも大きな強みです。
AWS分野で成長を目指したい方は、ぜひテクニケーションのカジュアル面談でご相談ください。
AWS認定資格を取得するメリット

AWS認定資格を取得するためには、試験勉強はもちろん実務経験も問われます。試験も90分〜180分と長いうえ、試験費用も決して安くはありません。
しかし、取得までのハードルを踏まえても、AWS認定資格は取得するメリットはあります。AWS認定資格を取得するメリットを解説します。
クラウドの正しい知識が身につく
AWS認定資格はAWSサービスを提供するAmazonが認定する資格です。参考書はもちろんですが、Amazonが提供する教材で勉強することで正しい知識を得ることができます。
AWSサービスの契約や利用には特別な資格は必要ありません。そのため、正しい知識を持ったエンジニアが在籍していることは企業にとっても大きなメリットになります。
専門的なスキルを持っている証明になる
AWS認定資格は、AWSに関する専門的な知識やスキルを学ぶことができます。AWSクラウドサービスのスペシャリストとして、社内や顧客にアピールすることができるでしょう。
また、AWS認定資格は、専門性によって細かく資格が分けられています。資格を取得することで、専門分野の実務経験と知識、スキルを証明することが可能です。
キャリアアップにつながる

AWS認定資格を取ることで、エンジニアとしてのキャリアアップにつながる可能性は高いでしょう。
AWSは世界シェア30%以上を誇るクラウドサービスです。日本ではもちろん、海外でもAWSを使用している企業はたくさんあります。
日本国内の企業だけでなく、外資系企業や海外の企業との案件や取り引きを行う際にも、AWS認定資格を所持していればスキルの証明が可能です。
今はまだ国外の企業との関わりがない方であっても、仕事の選択肢を広げられる点で有利になるでしょう。
転職に有利になる
AWSは日本でも多く使用されているため、AWSに関する知識を有する人材を求める企業も多く存在します。
また、転職活動時には自分のスキルをわかりやすく提示する必要があり、AWS認定資格はぴったりだといえるでしょう。
エンジニアとしての待遇や報酬に課題を感じている場合は、高還元SES企業への転職を検討するのも一つの選択肢です。
私たちテクニケーションは、単価給与連動制を導入しています。会社間の案件単価に応じて報酬がアップするため、スキルと経験に基づいた市場価値に見合った報酬を得ることが可能です。
また、エンジニアが案件を選択できる案件選択制を採用しています。得意分野で活躍することもできるほか、将来性のある分野へ挑戦も可能で、キャリアアップできる環境が整っています。
転職すべきか悩んでいる段階でも構いません。ぜひ一度テクニケーションのカジュアル面談でお悩みをお聞かせください。
AWS認定資格の勉強方法

AWS認定資格の勉強方法は複数あるため、自分に合った勉強方法で対策するとよいでしょう。具体的な勉強方法を解説します。
参考書や問題集で勉強する
基礎的な知識を理解するためには、参考書や問題集を使用するとよいでしょう。複数の出版社が参考書を出版しているため、実際に手に取って選ぶとよいかもしれません。
また、オンライン教材サービスなど動画視聴での勉強も、時間や場所を問わずに勉強できるため効果的です。
AWS認定資格のWebサイトでも試験に向けた教材を後悔しています。
模擬試験を受ける
ある程度勉強が進んだら、模擬試験を受けて知識の定着具合を確認するとよいでしょう。AWS認定資格のWebサイトでも模擬試験を受けることができます。
模擬試験の結果を受けて、苦手な箇所や正答率の低い箇所については、再度参考書で学び直すことをおすすめします。
実際にAWSを操作して仕組みを理解する
AWS認定資格は、AWSを使用しているエンジニア向けの資格です。そのため、AWSのサービスに触れ、よく理解しておくことで合格に近づきます。
一部のAWSサービスには、無料枠が設けられています。自分の受験する資格の対象サービスが無料枠に含まれているか確認してみましょう。
スクールで勉強する

スクールでの勉強も試験準備として効果的です。プログラミングスクールのなかには、AWS認定資格を目指す方向けの講座を設けているところもあります。
AWS認定資格を取得するだけでなく、実践レベルの知識やスキルが得られる点がメリットです。
しかし、ほかの勉強方法に比べて時間や金銭的な負担が大きい傾向にあります。一般的には受講期間1〜6ヶ月、受講料は100,000〜800,000円が相場です。
私たちテクニケーションでは、案件選択制を活用し、自分のスキルやキャリアに合ったプロジェクトに挑戦できる環境を提供しています。また、チーム制でベテランエンジニアのサポートを受けながら、実務経験を通じてスキルを磨くことが可能です。
効率的に知識を深めたい方は、まずはテクニケーションのカジュアル面談でご自身の状況や希望をお聞かせください。
AWS認定資格の勉強時間の目安

AWS認定資格の勉強時間は、受験する資格の難易度や現在の知識量によって異なります。
FOUNDATIONALであれば、約10〜20時間が目安です。実務経験は不要な資格のため、公式の教材や参考書を理解することで合格できます。
ASSOCIATEは、約30〜80時間が目安です。経験値によってはさらに時間が必要な可能性もあります。
エンジニアとしての経験が求められるため、参考書での勉強だけでなく、実務経験を積んでスキルアップする必要があります。
PROFESSIONALやSPECIALTYは、100時間以上が目安です。実務経験はもちろん、試験範囲内の知識について深い理解が求められます。
AWS認定資格の受験の流れ

取得する資格を決定したら、AWSアカウントを取得します。取得すべき資格に迷う際はAWS認定パスを確認しましょう。
AWS認定アカウントにアクセスし、試験会場を選択します。試験会場はテストセンターもしくはオンラインから選択可能です。
試験日程を選択し、支払いが完了したら、指定した日時に試験を受けましょう。24時間前までであれば試験日程の変更も可能です。
結果は試験終了から5営業日以内にAWS認定アカウントに掲載されます。
AWS認定資格には再認定試験が必要?

AWS認定資格には、3年間の有効期限があります。資格を維持するためには、所持している資格の試験に再度合格するか、上位資格を取得しなければいけません。
有効期限の延長については資格ごとに条件が異なります。資格を取得する際は、次のステップとなる資格取得のスケジュールも検討するとよいでしょう。
AWS認定資格を取得してキャリアアップを目指そう

AWS認定資格は、初級から上級までさまざまなレベルのエンジニアが受験する資格です。現在のスキルレベルによって受験資格を選ぶことで、徐々にステップアップできます。
世界中で使用されているAWSに関する知識を得ることで、エンジニアとしてのスキルアップが目指せるでしょう。

エンジニアとしてスキルアップしたい方は、高還元SES企業への転職を検討するのも一つの選択肢です。
私たちテクニケーションは、単価給与連動制を導入しており、70%以上とエンジニアへの高い還元率を実現しています。また、チーム制による正社員SESと同等のサポートを受けつつ、案件選択制でフリーランスに近い自由な働き方を叶えることができます。
エンジニアとしてキャリアアップを目指すなら、テクニケーションで新しい働き方をスタートしませんか?まずは気軽にカジュアル面談で、未来の可能性を一緒に見つけましょう。



















