チームを活かしてJavaへスキルチェンジ!実際どうだった?

目次
はじめに
「組み込み系からWebシステムの開発に移りたい」「C言語しか書いたことがないのに、Javaで通用するの?」そんな不安を抱えているエンジニアに、ぜひ知ってほしい実話があります。
組み込み系エンジニアとしてC言語一本でキャリアを積んできた小林さんが、転職を機にJavaへのスキルチェンジを果たし、26歳にして要件定義からテストまでの一貫した開発工程を担当するエンジニアへと成長したキャリアストーリーです。
2つの案件で積み上げた経験が、どのようにキャリアの武器になっていくのかをご紹介します。
小林さんのキャリア概要
| ステージ | 内容 |
| 前職 | 組み込み系エンジニア(C言語・SQLは未経験) |
| 転職の目的 | C言語からJavaへのスキルチェンジ・Webシステム開発への参画 |
| 保有資格 | Javaゴールド取得済み |
| 1案件目 | Java不具合修正チーム → データ管理チーム(SQL・Redmine習得) |
| 2案件目(現在) | パッケージ開発の機能追加を要件定義〜テストまで一貫担当 |
| 現在の年齢 | 26歳 |
| AI活用 | GitHub Copilotを業務に活用中 |
1. C言語一本から、JavaとSQLを実務で習得した1案件目
小林さんが転職で最初に掲げた目標は明確でした。
組み込み系で培ったC言語の経験を土台にしながら、Webシステム開発に必要なJavaとSQLを実務で習得すること。
その第一歩として参画した案件は、Javaで書かれた既存システムの不具合修正チームでした。1チケット単位で管理された不具合を約20件こなし、Javaのコードを実務でガリガリ書く経験を積みます。
新規開発と異なり既存コードを読み解きながら修正するという性質上、スキルチェンジの入口として非常に適した環境でした。
その後同じ案件内でデータ管理チームにも参画。リプレース案件のデータ移管時の整合性チェックを担当する中で、SQLも実務レベルで習得します。
「WebシステムだったらJavaとSQLは絶対出てくる。データベースも含めて一通り経験できたのはかなり大きかった」
Java・SQL・Webシステムの基礎を、1案件で一気に揃えたことが、その後のキャリアを大きく加速させることになります。
2. 26歳で要件定義からテストまで2案件目で揃ったカード
1年2ヶ月の1案件目を経て参画した現在の案件では、さらに大きな役割が与えられています。パッケージ開発のマイナーバージョンアップにおける機能追加を、要件定義から設計・製造・テストまで一貫して担当しているのです。
要件定義・設計で1ヶ月、製造・単体テストで1ヶ月、テストで1ヶ月という3ヶ月サイクルで全工程を回す経験を、入社2案件目で積んでいます。
「1案件目ではJava・SQL・Webシステムの言語を実務で経験して、2案件目では工程の部分、要件定義からテストまでの一貫した経験をする。26歳でこのカードが揃ってしまうのはやっぱりすごい」
チームリーダーと意見を交わしながら要件定義書を自ら作成し、上流工程からの視点を身につけつつある小林さん。
このサイクルを繰り返すことで、将来的には他メンバーをフォローするリーダー的な役割へのステップアップも見えています。
3. GitHub CopilotとAIツールの正しい使い方「新潟の漢字」の例え
現在の案件ではGitHub Copilotを業務に活用している小林さん。
その活用法について、非常に的確な視点を持っています。
現場のコードをそのままAIツールに貼り付けることなく、「こういう処理をしたい」という意図だけを日本語で入力し、出力されたコードを自分の知識で検証するという使い方です。
「スペルとかの細かいところの確認も含めてCopilotを使っている。でも頭の中の知識と生成されたものを突き合わせて、これで合っているなと判断している」
木村さんはこれを「新潟の漢字」に例えます。
新潟という字が書けなくても変換して確認はできる。
でも新潟という字を全く知らなければ、間違っていても気づけない。
AIツールも同じで、基礎知識があってこそ、生成された回答が正しいかどうか判断できるのです。
コードが読めるエンジニアがAIツールを活用することで初めて生産性が上がる。
スキルチェンジを果たした小林さんのキャリアは、そのことを体現しています。
4. 小林さんから学べる3つの教訓
① スキルチェンジの1歩目は「新規開発」より「不具合修正」が最適
既存コードを読み解きながら修正する不具合修正チームは、新しい言語を実務で習得する入口として非常に適している。いきなり新規開発に入るより、まず既存コードを読む経験が言語習得を加速させる。
② Java・SQL・工程経験の「3点セット」を早期に揃えることが市場価値を高める
Webシステム開発において、Java・SQLは必須の組み合わせ。そこに要件定義〜テストまでの工程経験が加わることで、26歳でも上流工程を任せられるエンジニアとして評価される。
③ AIツールは「基礎知識がある人」の生産性をさらに高める道具
GitHub Copilotなどのツールは、基礎が分かっているエンジニアが使うことで真価を発揮する。コードを読めない状態でAIに頼るのは危険。基礎を固めてからこそ、AIが最大の武器になる。
まとめ
C言語一本だった組み込みエンジニアが、2つの案件で着実にJava・SQL・要件定義から一貫工程という武器を揃え、26歳でWebシステム開発エンジニアとしての土台を完成させた小林さん。
スキルチェンジは一足飛びではなく、正しい順番で経験を積むことで着実に実現できることを、その歩みは証明しています。
テクニケーションシードは、年齢・バックグラウンドに関わらず、挑戦する意欲と学ぶ姿勢のある方を全力でサポートします。



















