なぜ成果物が必要なのか?Java学習で手を動かすことの重要性

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はじめに

「なかなかスキルが身に付いてる感じがしない・・・。」「座学はしてるけど、コードが書けない・・・。」Javaを学習している上で、このように悩んでいる人も少なくないと思います。

本記事はIT会社勤務の100名程の研修生を見てきた元Java研修講師が、Javaを学習する上で手を動かして学習することの重要性をお話しします。

Javaの学習方法

Javaの学習方法については色々あります。「本を読んで独学で勉強する」・「スクールに通う」・「研修制度が整った研修を受ける。」など多様にあります。

今回はその中でも、スクールに通ったり研修を受ける際の手を動かして成果物を作る学習方法についての重要性についてです。

成果物の重要性

なぜ成果物が重要なのか。それはズバリ「スキルの定着に繋がる!!」からです!

もちろん、参考書などを読めば独学でも知識は身に付くと思います!しかしあくまでも「知識」です。いくら知識がたくさん身に付いたとしても、実務でコードが書けるかと言うとそうではありません!

基本的な構文などでも、読むだけでアウトプットをしないと身に付かないし定着していきません!アウトプットをすると言うことは、座学では味わえない「成功体験」を生むことができます。「変数を作れた・出力できた・基本構文を使えた・クラスやメソッドを使って効果的なコードを書けた」など小さいところから大きな成功体験を生むことで、あのときこういうコードを書いたから今回も似たように作れそうなど、どんどんスキルを身に付けて実務にも活きるようなスキルへと磨かれていくのです!!

注意点

もし、あなたがスクールにも通わず、研修制度も利用せずに独学で手を動かして学習するなら。注意すべき点があります。

それはズバリ「質問できる環境がない!」ということです。もし、構文の使い方が分からない・オブジェクト指向が理解できない・エラーの解決方法が分からない。などの場面に直面した場合、多くの人は解決ができずに難しいと感じてしまい挫折する人も少なくないと思います。自分の分からないところにピンポイントに応えてもらうには、やはり教えてくれる人がいないと難しいです。しかし、それでもやっぱり、スクールにいくお金がないよ〜って行けない人もいるかと思います。そういった人に朗報です!近年は生成AIの発展により、分からないことは聞けますし解決するまで教えてくれるので、そういったツールも利用しながら取り組んでみてください!

また、スクールや研修制度を利用して学習することを選んだ場合にも注意するべき点があります。きちんとしたスクールや研修制度でなかった場合、講師が居なかったりエンジニア経験のない講師だったりします。その場合、独学と変わらず分からないところを解決できない場合があります。スクールだとお金を支払っているのにも関わらず大変もったいないです。なので、きちんと事前に調べてどのようなカリキュラムなのか、受けた後はしっかりと職につけているか、環境はどうなのか(質問をしやすい環境か・エンジニア経験が豊富な講師なのか)。色々なことに気をつけて慎重に選ぶ必要があります!良いところを受けれたら、あとは自分の努力次第で色々なことに挑戦できる選択肢が増えるので頑張りましょう!!

まとめ

Javaを学習するには、座学だけではなく手を動かして成果物を作るのが大切なのは分かっていただけたかと思います。しかし、手を動かす学習にもいくつも注意点があります。学習方法に正解はないので、色々な学習方法を試して自分に最適な方法でスキルを見つけていきましょう!