【SES】単価交渉は営業任せではもったいない!年収アップにつながる交渉の進め方と成功事例を解説

目次
「単価交渉って本当にできるの?」と感じているSESエンジニアへ
SESで働いていると、「今の単価はいくらなのか」「どうすれば単価が上がるのか」と疑問に思ったことはありませんか。
実際、多くのエンジニアは案件先で成果を出していても、自分から単価交渉について考える機会はそれほど多くありません。
しかし、単価が上がれば会社の評価だけでなく、給与アップにつながる可能性も高まります。
「営業が勝手にやってくれるもの」と考えられがちな単価交渉ですが、実はエンジニア自身の情報共有や日々の取り組みが成功率を大きく左右します。
今回は、SES業界で実際に行われている単価交渉の流れや、交渉が成功しやすいタイミング、評価されるポイントについて詳しく解説します。
単価交渉はいつ行われるの?
SESの単価交渉は、一般的に案件へ参画してから約1年を目安に行われることが多いです。
1年間働くことで、
- 担当できる業務が増えた
- 技術力が向上した
- お客様から信頼を得られた
- プロジェクト内で役割が変わった
など、参画当初とは異なる価値を提供できるようになります。
もちろん、必ず1年待たなければいけないわけではありません。
例えば、
- リーダーを任された
- 新人教育を担当するようになった
- 設計まで担当するようになった
- チーム全体をまとめる立場になった
といったように、役割が大きく変わったタイミングでも単価交渉が行われるケースがあります。
重要なのは、「以前よりも提供できる価値が増えた」という根拠を示せることです。
単価交渉で一番重要なのは「数字」
営業が単価交渉を行う際、最も大切なのが客観的な実績です。
「頑張っています」
「できることが増えました」
だけでは、お客様を納得させることは難しくなります。
例えば、
- 開発工数を20%削減した
- バグ発生率を30%改善した
- 自動化ツールを作成し、毎月10時間の工数削減を実現した
- 新人教育を担当し、チーム全体の生産性が向上した
このように数字で表現できる成果があると、交渉材料として非常に強くなります。
もし数字が難しい場合でも、
- 任される業務範囲が広がった
- 他チームから相談を受けるようになった
- レビュー担当になった
- お客様から感謝の言葉をもらった
なども十分な評価材料になります。
エンジニアが意外と伝えていない成果がある
現場では、
「これくらい当たり前だから」
と思っていることでも、営業からすると大きなアピールポイントになることがあります。
例えば、
- 後輩のフォロー
- ドキュメント整備
- 手順書の作成
- 障害対応
- 定例会の進行
- チーム内の調整役
こうした業務は、自分では当たり前と思っていても、お客様から見ると非常に価値があります。
しかし、営業が知らなければ交渉材料にはできません。
だからこそ、
「最近こんな仕事も担当しています」
「こんな改善をしました」
と日頃から営業へ共有しておくことが大切です。
営業とエンジニアが情報共有できているほど、説得力のある単価交渉が可能になります。
実際にあった単価アップの成功事例
実際の現場でも、多くの単価交渉が成功しています。
事例① チームリーダーとして評価され3万円アップ
あるエンジニアは、新しく参画するメンバーの教育やフォローを担当する立場になりました。
企業側からも、
「チーム体制で開発を進められる」
「新人育成まで任せられる」
という点が高く評価され、単価が3万円アップしました。
個人の技術力だけではなく、チームへの貢献も評価対象になる好例です。
事例② プロジェクト全体への貢献で5万円アップ
別の案件では、6名のチームをまとめるリーダーとして活躍。
さらに、
- プロジェクトを1か月前倒しで進行
- 他チームのサポートまで担当
という実績が評価され、単価が5万円アップしました。
単純に開発を担当するだけでなく、「プロジェクト全体へどれだけ貢献したか」が高く評価された事例です。
1回の交渉でどれくらい上がる?
案件や企業によって異なりますが、多くの場合、
3万円〜5万円程度
の単価アップになるケースが多いようです。
もちろん、
- 技術力
- 現場での評価
- 市場価値
- 案件の予算
などによって金額は変わりますが、適切なタイミングで交渉すれば十分現実的な数字と言えるでしょう。
単価交渉は営業だけの仕事ではない
「営業が頑張ればいい」
と思われがちですが、実際には営業だけでは交渉は成功しません。
営業は、
- 実績を整理する
- お客様へ説明する
- 根拠をまとめる
という役割を担います。
一方、エンジニアは、
- 成果を共有する
- 業務内容を伝える
- 役割の変化を報告する
ことで営業が動きやすくなります。
このように、お互いが情報共有しながら進めることで、単価アップの可能性は大きく高まります。
まとめ|日々の成果を「見える化」することが年収アップへの近道
SESの単価交渉は、決して特別なものではありません。
多くの場合は参画から1年を目安に行われますが、役割の変化や成果によっては、それ以前に交渉できるケースもあります。
その際に重要なのは、「頑張った」という感覚ではなく、成果を客観的に伝えられることです。
営業とエンジニアが日頃からコミュニケーションを取り、実績を共有しておくことで、説得力のある交渉が実現できます。
単価アップは給与アップだけでなく、自分の市場価値を証明する機会でもあります。
日々の仕事を「当たり前」と片付けず、小さな成果でも積極的に共有することが、将来のキャリアアップにつながる第一歩になるでしょう。



















