【JavaGold】実務でどう活きるのか? 弱冠20歳で獲得した男に聞いてみた

目次
はじめに
「Javaをやりたい」と思っていても、実際に未経験領域へスキルチェンジできる人は多くありません。現場経験、学習、資格、タイミング、そして周囲の支援。そのすべてが噛み合って、ようやく次のステージに進めることが多いからです。
今回ご紹介するカスガさんは、高校卒業後にSES企業へ入り、最初はエンジニアらしい仕事とは言いづらい現場からスタートしました。
そこから自分で危機感を持ち、VBA資格の取得、案件経験の積み上げ、そしてJava Silver・Goldの学習へと進み、最終的にJava案件へのスキルチェンジを実現しています。
22歳という若さで、ここまで計画的にステップアップできた事例は、とても参考になるはずです。
カスガさんのキャリア概要
| 項目 | 内容 |
| 出身・経歴 | 高校卒業後SES入社 → VBA案件 → EUCツール開発 → Java案件 |
| 転職のきっかけ | スキルアップと年収アップの両方を実現したいという向上心 |
| 取得資格 | VBA資格 / Java Silver / Java Gold |
| スキルチェンジの経路 | VBA資格取得 → VBA案件 → EUC設計経験 → Java Silver・Gold → Java案件参画 |
| 成功の要因 | 段階的な準備 × 毎日継続する学習習慣 × 技術と人柄の両立 |
1. 最初の現場で感じた「このままではいけない」という危機感
カスガさんの最初の現場は、多くの人が想像する「エンジニア業務」とは少し違うものでした。紙に書かれた番号に従って資料を取りに行く、簡単なデータ入力をする、といった作業が中心で、「これがSEなのか」と戸惑いを感じたといいます。
ここで重要なのは、その状況に慣れてしまわなかったことです。
それでもカスガさんは、「このままではいけない」という感覚を持ち続けていました。
キャリアが伸びる人は、今の環境に違和感を持ち、それを放置しない人の方が大きく成長していくことが多いです。
2. VBA資格の取得が、最初のステップアップにつながった
カスガさんは前職で「資格を取れば給料も少し上がる」という話をきっかけに、VBA資格に目を向けました。
初心者向けでもあると感じたことから学習を始め、実際に資格を取得。その結果、VBAに関連する案件へ入ることができました。
資格そのものも意味がありますが、それ以上に「現状を変えるために自分で選んで動いた」という事実が重要です。
まだ若い段階で、自分から課題を見つけて解決策として資格取得を選び、結果につなげた。
この流れが、以降のキャリアでも再現されているのがカスガさんの強みだと感じます。
VBA案件での経験によって「ツールを作る」「業務を効率化する」という土台ができ、後のEUC開発やJava学習にもつながっていきました。
3. 転職で手に入れたのは、年収アップだけではなく設計経験だった
カスガさんは、スキルアップと年収アップの両方を実現したいという向上心から転職を決意します。
転職後に入った案件は、前職のVBA経験を活かしたEUCツール開発案件でした。しかしここで得られたものは、単なる延長線上の業務経験ではありませんでした。
前職では設計書が整備されておらず、上司から口頭で言われたものをその場で作るケースも多かったそうです。
一方、新しい現場では設計書やドキュメントがきちんと存在し、それをもとに製造・テスト・エラー処理まで組み込んだツールを作る流れを経験できました。
この経験によって、カスガさんは設計書を読む、設計に基づいて開発する、テスト観点を持つ、というエンジニアとしての基礎を身につけていったのです。
4. Java Silver・Goldの取得が、スキルチェンジの決定打になった
カスガさんがJavaへスキルチェンジするうえで大きな転機になったのが、Java Silver・Goldの取得です。
20歳前後でGoldまで取得しており、当時社内でもGoldまで持っている人は多くなく、この実績はかなり大きなインパクトを与えたようです。
重要なのは、資格がゴールではなかったことです。
Java Silver・Goldを取ったことでJava案件へ入るための準備が整い、実際に次の案件参画につながりました。
しかも前段階でEUC案件に入り設計書ベースの開発経験も積んでいたため、Java知識ゼロのままいきなり入るよりも、はるかにスムーズにキャッチアップできる状態ができていました。
カスガさんのスキルチェンジは、いきなりジャンプしたのではなく、VBA資格取得 → VBA案件 → 転職 → EUC設計経験 → Java Silver・Gold取得 → Java案件参画という順番で段階的に積み上げた結果だったわけです。
5. カスガさんの成長を支えたのは、毎日少しずつ積み上げる学習習慣
カスガさんの学習方法で特に参考になるのは、「毎日少しでも触れる」ことを徹底していた点です。
Java Goldの学習では1日1時間ほどを目安に継続し、基礎を参考書で押さえ、問題を解き、さらに問題集を繰り返す。
問題と答えを何度も反復しながら理解を深めていく、非常に堅実なやり方です。
疲れた日でも「今日は一切やらない」とはせず、チェックシートを見るだけでもよいから、とにかく毎日何かしら触れるようにしていたとのことでした。
学習で一番難しいのは、一気に詰め込むことではなく、習慣を切らさないことだからです。
平日は通勤時間に本を読み、土日は実際にコードを書いてみる。こうした地道な積み上げが、半年ほどでの合格につながりました。
カスガさんから学べる3つの教訓
① スキルチェンジは「順番」と「継続」で決まる いきなり大きく変えようとするのではなく、今の自分に必要な準備を一つずつ積み重ねること。VBA → EUC設計経験 → Java資格取得という段階的な積み上げが、確実なスキルチェンジにつながった。
② 違和感を放置しない姿勢が、キャリアの分岐点をつくる 最初の現場で「このままではいけない」と感じたこと、そしてそれを行動に変えたことが、その後の成長の土台になった。恵まれた環境から始まるかどうかより、今の状況をどう見るかの方が大事。
③ 「毎日少しでも触れる」習慣が、結果を出す最短ルート 短期間で一気に詰め込むより、無理のない範囲で毎日継続する方が多くの人にとって再現しやすい。継続を仕組みにする発想が、スキルチェンジを成功させる大きなポイントになる。
まとめ
カスガさんの事例から見えてくるのは、スキルチェンジに必要なのは才能よりも順番と継続だということです。最初の現場で違和感を持ったこと。
そこからVBA資格を取り案件につなげたこと。
転職によって設計書ベースの開発経験を積める環境へ移ったこと。
そしてJava Silver・Goldを取得し次の案件に備えたこと。
この一つひとつは派手ではありません。しかし、こうした積み上げがあったからこそ、22歳でJava案件へのスキルチェンジを実現できたのです。
また、カスガさんの強みはスキルだけではありません。
社内外の交流の場でも自然に話しかけられる人柄や、周囲に好かれるコミュニケーション力も、現場で評価される大きな武器になっています。
技術と人柄の両方を積み上げられていることも、今後さらに伸びていく理由のひとつでしょう。
テクニケーションシードは、年齢・バックグラウンドに関わらず、挑戦する意欲と学ぶ姿勢のある方を全力でサポートします。



















