【異業種からの成功】美容師からエンジニアへ転身し、成功を掴んだトザワさんのキャリアストーリー


目次
はじめに
今回は、美容師からエンジニアへと異業種転身し、現在はテクニケーションの部長職として活躍するトザワさんに、これまでのキャリアの軌跡と成功のポイントを伺いました。
美容師からエンジニアへ。異業種転身の背景
トザワさんのキャリアは、一般的なエンジニアの道筋とは大きく異なります。中学生の頃から美容師を志し、高校卒業後は美容専門学校へ進学。その後、ストレートに美容師として働き始め、スタイリストとして活躍していました。
しかし、現実は厳しいものでした。「先輩の給与を聞いた時に、将来のイメージが持てなくなりました。好きだけでは続けられないと感じたんです。」
美容師としての仕事はやりがいがあったものの、長時間労働(9時〜21時が当たり前)、休みは月1日程度、給与の伸び悩み。こうした現実が重なり、転職を決意したといいます。
その後、コールセンターのSVとして4年間勤務。マネジメント業務を経験しながらも、ここでも給与の頭打ちを感じ、「もっと成長できる環境に行きたい」という思いからエンジニアへの転身を決めました。
初案件で“設計”に挑戦。キャリアを変えたターニングポイント
エンジニアとして最初の案件に参画する前、研修期間中に構築業務を経験したトザワさん。しかし、手順書通りに作業するだけの業務に物足りなさを感じたといいます。
そこで営業に対して思い切って提案しました。「設計の案件に入れていただけないなら辞めてしまうかもしれません。必ずやり切るのでチャンスをください。」
未経験でありながら設計業務に挑戦したいという強い意思を伝えた結果、運よく設計案件に参画。この決断が後のキャリアを大きく変えるターニングポイントになりました。
設計業務は構築よりも単価が高く、最初から高いスタートラインに立てたことが現在の年収につながっています。「もし監視やオペレーターからスタートしていたら、今のペースでは絶対に到達できなかったと思います。」
生き残れた理由①:圧倒的な“タフさ”
設計業務に入ったものの、当然ながら未経験領域。最初の頃は毎月200時間を超える稼働が続きました。しかしトザワさんはそれを“苦しい”とは感じなかったといいます。
「美容師時代のほうがよほどハードでした。12時間勤務が当たり前で、休みも月1日程度。あの経験があったからこそ乗り越えられたと思います。」
エンジニアとして成功する人の共通点として、“一度は頑張る期間を作れるかどうか”という話がありますが、トザワさんはまさにその典型例。経験がない分、時間でカバーする覚悟が最初の壁を突破する大きな要因になりました。
生き残れた理由②:プライドを捨てて“聞きに行く力”
設計業務ではOS設計やオンプレ環境の細かな担当分けなど、複雑な作業が多く発生します。そんな中でトザワさんが徹底したのは、「分からないことをそのままにしない」という姿勢でした。
「プライドを捨てて、分からないことは全部聞きに行きました。周りを観察しても、分からないまま進めてしまう人が意外に多いと気づいたんです。」
さらに、PMやリーダーの動きを常に観察し、プロジェクトの進め方、報告の仕方、優先順位の付け方などを吸収していきました。
現場自体も初心者に優しいわけではないものの、“取りこぼしを防ぐ仕組み”が整っており、努力が成果につながりやすい環境だったことも追い風になりました。
SESで成功するためのポイントとは?
現在は部長として多くのエンジニアのキャリア面談を担当するトザワさん。そんな立場から見て、SESで成功するエンジニアの共通点を伺いました。
「一度は頑張る期間を作ることです。」
特にフェーズを上げるタイミング、監視 → 構築、構築 → 設計 などのステップアップ時には、必ず負荷が高まります。
「ワークライフバランスは大切ですが、新しい領域に挑戦する時はどうしても負荷がかかります。そこで踏ん張れるかどうかが大きな分岐点になります。」
さらに、事前準備の重要性も強調します。「知識を入れておけば、実際の負荷は大きく下げられます。資格学習などの事前準備は本当に大切です。」
まとめ:異業種でも成功できる。その証明となるキャリア
美容師 → コールセンターSV → エンジニア → 部長職 という異色のキャリアを歩んできたトザワさん。
その背景には、チャンスを掴むための行動力、タフさ、プライドを捨てて学ぶ姿勢、事前準備を怠らない努力がありました。
異業種からでも成功できることを証明する、非常に力強いストーリーです。



















