【完全未経験】:未経験分野に挑戦するSEの実体験とポイント

2025年1月に入社したT.Nと申します。
私は新卒でSES会社に入社し、完全未経験のまま開発の現場に参画しました。
そこでSEとしての経験を積み、今では設計から製造まで一貫して対応出来るようになりました。
実体験を基に現場の参画前から参画後の流れで大切だと思ったポイントを記事にしました。
※個人的に★の数が多いほど大切だと思っています。
■現場参画までの流れ
①自分が何をしたいのか決める!
私は何が出来るのかよりも何がしたいかを優先して決めるようにしました。
1.何がしたいのか?★★
2.今後どうなりたいのか?(キャリアビジョン)★
3.現場を決めるときの優先度(・通勤時間・開発言語・案件内容など)★
※ご参考までに私は下記のように決めました。
1.開発がやりたい!
2.一人で設計から製造までが出来るようになりたい!
3.開発の現場であれば他はなんでもいい!
②決めた内容を営業さんに伝える!
案件を探すのは営業さんですので、やりたいことをそのまま伝える。
遠慮すると認識がズレる可能性があるため注意が必要です。★★
③面談の対策を立てる!
紹介して頂いた案件に入れるかは面談内容次第です!
1.未経験だったため、やる気を全面に出すように喋る。★
ハキハキと喋る。語尾が曖昧にならないように言い切るようにする。
2.ネガティブな表現はしないようにする。★★★
「出来るかわかりません。」「やったこと無いので無理かもしれません。」などは避ける!
3.自分がどう写っているかなど確認する。(WEB面談では設定等を確認する)★★
対面練習は、動画で撮るのが良いと思います。一通り喋った後に動画を見直してみると、
喋っているときの目線や表情がチェックできるので効果的です★
WEB面談では自分の声の音量が適切か、カメラに対して真っ直ぐに写っているかを
予め確認すると良いと思います。また、スキルシート等を画面共有する必要が
あるかもしれないので、画面共有方法は事前に確認すると安心です。★
④案件の概要を調べておく
案件の紹介時、わからない単語がある場合、調べておく。★★
英字3文字だけで調べると案件と関係ないものが出る可能性もあるので注意が必要です。
案件の内容からある程度どこの会社かわかることもあるので積極的に調べましょう!
■現場参画してからの流れ
①メモ帳に説明されたことを箇条書きでメモを取る。
メモの内容は自分が理解できればOKです。★
現場によっては、スマホ禁止(外部からの持ち込み)もあるらしいので紙媒体のメモ帳だと安心です。
②わからないことがあったらすぐに質問する。★★★
最初の方はわからないことが多いので、自分で判断せず、報連相を心掛けましょう!
自分で判断して誤った対応していた場合、リカバリーする時間も掛かってしまい
結果手戻り等が発生し、二度手間になってしまいます。
一度説明されたようなことでも、わからなくなったら質問しましょう。
ただ、何度も同じ質問しないように必ずメモを残しましょう。
質問は簡潔に伝えることをお忘れなく!
③作業の背景を知る。
自分が今何しているか作業の背景を知ることで、別の現場に変更する際、
現場の詳細を説明できる。→次に繋がります!★★
④調べる力を付ける。
現場独自の開発言語だと難しいですが、基本使用される開発言語は調べれば出てきます。★★
例:「C++ ファイルのコピー」で使用できる関数が出てきます。
また、「C++ ファイルのコピー サンプルソース」と検索すればAIが自動で生成も出来る時代です。
(注意)サンプルコードをそのまま流用するのは危険です!あくまで参考にするだけにしましょう。
調べるだけ自分の身になるので積極的に調べましょう!
⑤質問の意図を汲み取る。
相手からの質問に対して、何故その質問されているかを考える。★
質問には何かしらの意図があります。自分の現状から伝え忘れがないか確認して答えましょう。
※「〇〇の進捗はどう?」等の質問は納期に間に合うか、
サポートが必要ではないかなど心配しているため、作業内容を随時報告した方がよいでしょう。
⑥報告は詳細に行う。
現状の進捗を報告する時、「何%です。」と報告するのも良いが、
テスト消化など項目数が数字として見える場合、「◯項目中◯項目完了です。」など
細かく報告すると管理している方も安心します。★★
最初は誰でも未経験です。
大切なのは自分が何をしたいのか、イメージして行動することだと思います!
この記事を読んで、これから未経験分野に挑戦しようと思っている人の
不安が少しでも解消されれば幸いです。