【信用されるエンジニアの共通点】なぜ現場で絶賛されるのか?

目次
はじめに
あなたの周りに、こんな「つよつよエンジニア」はいませんか?
アーキテクチャの選定からフロント、バックエンド、インフラまで、1人で爆速で組み上げられる圧倒的な知識とスキル。間違いなく高度な技術力を持っているはずなのに、なぜか重要なプロジェクトで敬遠されてしまう人。
逆に、こんな「普通のエンジニア」はいませんか?
スキルセットはごく標準的で、これといった尖りはないのに、「何かあっても、あの人なら大丈夫」と周りをホッとさせる人。
1人で何でもできる天才と、普通なのに信頼される人。
現場から「次も絶対にあの人と開発がしたい」と熱望されるエンジニアたちは、一体何が違うのでしょうか?
今回は、飲食業界の社内SEからSES業界に飛び込み、現場から圧倒的な信頼を勝ち取るレベルまで成長したエンジニア・菅谷さんのキャリアを元に、その「評価される理由」に迫ります。
社内SEからSESに鞍替えした理由
菅谷さんは元々、飲食関係の会社で「社内SE」として働いていました。
しかし、その実態は過酷を極めるものでした。
長時間労働や休日出勤が常態化している上に、現場ではハラスメント行為も横行しているような、絵に描いたようなブラック環境。
精神的にも肉体的にも追い詰められる日々が続きました。
それでも、菅谷さんはその厳しい環境を10年間、実直にやり遂げました。
そんな菅谷さんが、ついに一念発起する転機が訪れます。
それは、我が子の誕生でした。
当時の会社の給料は決して高いとは言えず、「子どもを育てていくには、この給料では安すぎる」という現実的な危機感に直面したのです。
ハラスメントや激務には耐えられても、愛する家族の未来を妥協することはできない。
「家族のために、もっと稼げる人間になる」
そう決意した菅谷さんは、10年勤めた飲食業界を離れ、未経験からでも実力次第で這い上がれるSESという全く新しいフィールドへ、開発エンジニアとしては実質未経験の状態で飛び込みました。
RPAから始まった、未経験でのキャリアスタート
しかし、未経験でのスタートは決して甘いものではありませんでした。
何から手をつければよいかも分からない状態からのスタート。
そんな菅谷さんを救ったのは、当時のSES企業の支店長でした。
支店長は、クライアントに『研修を受けさせながら現場で育ててくれないか』と直談判してくれました。
結果、RPA(ロボットによる業務自動化)の技術者としてスタートを切ることができました。
そこから3年半、菅谷さんは『BizRobo!』や『WinActor』といったRPAツールを駆使し、クライアントの開発支援に奔走しました。
主な業務は、顧客から寄せられる様々な問い合わせを「ナレッジ化(知識の見える化)」し、誰もが使えるポータルサイトへと改修していくことでした。
ここで前職の飲食業界で培われた泥臭い経験が生きます。
目の前の人が何に困っていて、どうすれば現場が円滑に回るのか。
技術の高さではなく、徹底的に「相手の不満を解消する」というスタンスが、この頃から形作られていきました。
2人目の誕生と、ローコードへのシフト
RPAエンジニアとして順調に経験を積んでいた菅谷さんですが、ここで第2子が誕生します。
「家族のためにもっと上を目指したい。待遇を良くしたい」という思いが強くなっていたタイミングで、上司から「会社としてローコード開発に力を入れたいから、力を貸してほしい」と声がかかりました。
家族の未来を背負う菅谷さんに、迷いはありませんでした。
勉強期間を経て、まずは『Power Apps』を使ったローコード開発の案件へと飛び込みます。
その後、官公庁のデータ入力アプリなどを開発する重要なプロジェクトに参画。
そこでの菅谷さんの活躍は、単なる「ローコードツールの使い手」に留まりませんでした。
ツールの標準機能だけでは実現できない複雑な処理があればJavaScriptで補完し、既存システムからのデータ移行が課題になれば、独学でC#の移行ツールをサクッと自作してしまう。
「今のプロジェクトに必要なものは何か」を常に考え、これまで経験のない技術であっても「楽しそう!もっと勉強したい」と笑顔で取り組んでいったのです。
クライアント企業の「役員」が感謝しに来るほどの高評価
その結果、現場での菅谷さんの評価は跳ね上がりました。
現場のリーダー層から絶賛されるだけに留まらず、なんとクライアント企業の「上の役員(経営層)」がわざわざ出向いてきて、菅谷さんの所属企業の営業を食事に招待するほどの、異例の事態に発展したのです。
クライアントからは「毎日本当に助かっています」「菅谷さんがいなかったら、このプロジェクトは回らなかった」というダイレクトな感謝の連絡が今も届き続けています。
さらに、現場で「人が足りないから増員したい」となった際も、クライアントは菅谷さんの会社を最優先で指名。
その結果、「Java Gold」の資格を持つ、優秀な若手エンジニアを同じプロジェクトに迎え入れることにも成功しました。
現在、菅谷さんはこの若手をフォローし、育てる立場としても手腕を発揮しています。
1人で何でもできる天才を凌駕する、「信用されるエンジニア」の共通点
技術的なスキルセットだけで言えば、菅谷さんは決して「1人で何でも作れるフルスタックの天才」ではないかもしれません。
しかし、なぜ彼は現場からこれほどまでに熱望されるのでしょうか?
それは、彼が例外なく実践している「3つの共通点」にありました。
① 包み隠さず情報を共有すること
フルスタックな天才にありがちなのが、プライドや過信から「わからない」と言えず、自分の殻にこもって時間を溶かしてしまうことです。
しかし、菅谷さんは違います。
未経験領域や不明な点に直面した際、自分を大きく見せようとせず、「ここからは調べる時間が必要である」という現状をそのままクライアントに開示します。
等身大の状況を常に共有し、情報をブラックボックス化しない。
この圧倒的な透明性が、クライアントに強烈な安心感を与えます。
②「自己判断」を徹底的に排除すること
能力が高いのに信用されない人は、自分の頭が良いゆえに「きっとこうだろう」と自己判断で爆速で実装を進めてしまいがちです。
しかし、これがチーム開発における最大の曲者です。
後から顧客との認識のズレが発覚した時、どれだけ綺麗なコードが書かれていても、それはただの「仕様違反」になってしまいます。
菅谷さんは、どんなに小さな疑問であっても自己判断をせず、必ず事前にクライアントへ確認を取り、認識をすり合わせてから作業を進めます。
手戻りをゼロにするこの確実性こそが、信頼の土台となっています。
③ 安請け合いせず、「できるまでの時間」を交渉すること
実現できるかどうかわからない状態のときに、とりあえず「確実にできます!」と言ってしまうのは、後々自分の首を絞めるだけでなく、プロジェクト全体の不確実性を高めます。
かといって、調べもせずに「できません」と突っぱねるのもプロ失格です。
菅谷さんは「実現するためにキャッチアップが必要なので、その分の時間をください」という妥協案をクライアントに提示します。
この絶妙なバランス感覚が、マネジメント層をどれほど助けているか計り知れません。
現場が求めているのは「技術」ではなく「予測可能性」である
現場で真に評価されるエンジニアの条件は、テクニカルな「スキル面」と、プロジェクトを円滑に進めるための「コミュニケーションスタンス」の双方が高い次元で両立していることです。
この2つは独立したものではなく、掛け合わさることで初めて価値を発揮します。これを「スキニケーション(スキル×コミュニケーション)」という概念で捉えると、その本質がよく見えてきます。
能力が高くても信用されないエンジニアは、プロジェクトにとって「何をやっているか分からない恐怖(ブラックボックス)」になりがちです。どれだけ打球を遠くに飛ばせても、いつどこに打つか分からないバッターは公式戦で使いづらいのと同じです。
一方で、現場から絶賛されるエンジニアは、「100%予測可能な安心感(ホワイトボックス)」を組織に提供しています。
かつて10年間の過酷な飲食業界を生き抜いた菅谷さんだからこそ、相手の立場に立ち、泥臭い報連相を徹底し、わからないことを「勉強するチャンス」として前向きに捉えることができる。
その人間力とスキニケーションの精神こそが、Java Goldを持つような優秀な若手とも信頼関係を築き、成長を支えられる存在になっています。
技術を磨くことはもちろん素晴らしいことです。
しかし、それを活かすための「信用」という土台がなければ、その技術は宝の持ち腐れになります。
「君は優秀だけど、今回は外れてもらう」と言われないために。
私たちが本当に磨くべきは、磨いた技術の引き出しを、誠実なプロセス共有によって周囲に開示していく「スキニケーション」の姿勢なのかもしれません。
「スキニケーション」を発揮できる環境で、新しいキャリアを築きませんか?
私たちは技術の高さだけでなく、誠実さやコミュニケーション、そして「相手の困りごとを解決したい」という想いを何よりも大切にしています。
- 「未経験からでも、実力と誠実さで正当に評価されたい」
- 「チームやクライアントから『次もあなたと働きたい』と言われるエンジニアになりたい」
- 「家族のために、もっと市場価値を高めていきたい」
当社には、あなたのバックグラウンドを強みに変え、エンジニアとしてステップアップできる環境と、挑戦を支える仲間が揃っています。
菅谷さんのストーリーに少しでもワクワクした方は、まずはカジュアルにお話ししてみませんか? あなたのご応募を心よりお待ちしています。



















