【マインドセット】現場評価ダントツ1位。元美容師のエンジニア社長が語る「チャンスを掴む」思考法

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はじめに

20歳で美容師として上京し、働きながらエンジニアへの転職活動を始めました。しかし、初めて受けた面接では「コードは書けますか?」という質問に答えられず、あえなく不合格に。そこで「本気で勉強しなければ」と一念発起し、レントゲン技師である同級生とタッグを組んでアプリ開発に挑戦しました。彼らの業務に役立つアプリをポートフォリオとして完成させ、再度面接に挑んだ結果、無事にエンジニアとしての内定を勝ち取ることができました。

最初の就職

初めての就職先はSES企業でしたが、当時の私は「エンジニア=自社内で開発するもの」と思い込んでおり、まずはお客様先の現場へ常駐するという業界の基本を知ることから始まりました。それでもネガティブな感情はなく、「早くコードを書けるようになりたい」という一心でした。社内での手厚い研修はありませんでしたが、独学で「Java Silver」という資格の存在を知り、1週間半ほど猛勉強して無事に取得しました。

最初の現場

最初に配属されたのは、某自動車会社のシステム老朽化対応のプロジェクトでした。現場には他社の優秀な新卒メンバー(東大や京大出身者など)も多数おり、私はOJTの無償枠として参加しました。
最初はテスト業務からのスタートでしたが、徐々にリーダーシップを発揮するよう心がけました。工夫した点として、朝一番に出社して勉強し、昼休みも食後にすぐ勉強する姿勢を周囲にアピールしたことです。こうした熱意を上司が評価してくださり、開発業務も任されるようになりました。新卒同士はスタートラインが同じだからこそ、「誰に仕事を任せるか」の指標としてアピールすることは非常に重要でした。
また、未経験ながらも人に教える機会に恵まれました。「自分の理解が本当に正しいか」を教える前に徹底的に調べる癖がつき、結果として自身のスキルアップにも大きく繋がりました。

現場での立ち回り方

自分の作業以外に時間を取られるのを嫌がる人もいますが、他者のために時間を使ったり教えたりすることは、結局自分のためになります。実力のある人ほどそうした姿勢をきちんと見てくれているため、利他的に行動することで自然と評価やポジションも上がっていくはずです。
現場には様々な人がいますが、まずは自分が変化し、環境に適応して信頼を得ることが第一です。その結果として仕事を任され、自分自身の成長へと繋がります。
異業種からの転職は、どうしても過去の経験ベースで見られがちで、最初は市場価値を証明しにくいというビハインドがあります。しかし、現場でチャンスを掴むための立ち回りを意識すれば、ただ漫然と10年続けている人よりも、はるかに早いスピードで成長できると確信しています。

フリーランス時代

その後フリーランスとして独立しましたが、当時は現在のようにエージェントサービスが充実していなかったため、知り合いの紹介で案件を獲得しました。
最初の現場は少し活気に欠ける環境でしたが、積極的にコミュニケーションを取っていた結果、別のプロジェクトへ異動することになりました。そこは大量の画面作成を短期間でこなすという、さらにハードな現場でした。ここでは純粋にプログラムを書くというより、Excelを用いて画面を自動生成する仕組みが採用されており、私自身もプロジェクト内でその自動化ツールの作成に携わりました。

起業した理由

フリーランスとして約2年半活動した後、20代で法人化して起業しました。業務内容はフリーランス時代と大きく変わりませんでしたが、「代表」という肩書きになったことで信頼度が増し、より仕事が獲得しやすくなりました。
起業した理由は大きく2つあります。仲間のキャリアを最後まで見届けたかったから 個人の活動では時間的にも金銭的にも満足していましたが、他のフリーランスやエンジニア志望者の中には疲弊している人も少なくありませんでした。彼らにIT企業を紹介する手伝いはできたものの、あくまで「紹介」で終わってしまい、その後の成長や成功を見届けることができないもどかしさがありました。
お客様に迷惑をかけない体制を作りたかったから 個人で多くの案件を抱えると、どうしてもキャパシティを超えてしまうリスクがあります。忙しい時にお客様に迷惑をかける事態を防ぐため、社内にチームを作り、仕事を分散・共有できる体制を整えたいと考えたのが、会社を設立した大きなきっかけです。