(戸澤)Bの紹介で入社!クラウドエンジニアの「のいさん」!

異業種からエンジニアへ転職した二人の物語〜人間関係とキャリアの真実〜
今回は、元美容師の戸澤さんと元生命保険営業ののいさんという、全く異なる業界からエンジニアに転身した二人にお話を伺いました。偶然にも前職が同じ会社で、現在は同じクラウドエンジニアとして活躍している彼らの転職ストーリーには、多くの示唆が含まれています。
目次
運命的な出会い〜前職での繋がり
木村B(司会): まず、お二人の関係性について教えてください。
のいさん: 実際ほぼ同期みたいなもので、僕が2018年7月入社で、戸澤さんが2018年11月入社でした。
戸澤さん: のいさんの方が若干早い先輩ですね。でも、テクニケーションでは俺の方が先輩だから、みたいな(笑)
二人は前職で部署も配属先も全く一緒で、さらに会社の写真部という部活動でも一緒に活動していました。業務だけでなく、プライベートでも交流があったという珍しいケースです。
異業種からの転職〜それぞれの背景
のいさんのバックグラウンド
のいさんは生命保険営業から有給不動産の仲介営業を経て、エンジニアに転身しました。
のいさん: 大学時代にパソコンの修理のバイトをしていたり、父親が県庁でITシステム導入の仕事をしていた影響で、小さい頃からWindows95などを触っていた経緯があったので、すんなり入ることができました。
前職では主にAzure系、Microsoft系の案件を担当し、M365やTuneなどの業務に加え、オンプレミスやWebサーバー構築、社内システムの運用などを幅広く手がけていました。
転職のきっかけ〜人間関係の壁
のいさんの転職理由は、多くの人が共感できるものでした。
のいさん: やめたくなっちゃったんですよ。当時管理職だったんですが、管理職向けのマインド研修があって、そこで前職で揉めていた上司との関係性を修復しようという課題が出されました。いざ話してみたら「お前のことも嫌いだよ」って面と向かって言われて…
この出来事がきっかけで転職を決意したというのいさん。技術力は高く、お客様からの評価も良好だったにも関わらず、社内での人間関係や評価制度に課題を感じていたようです。
現場評価と社内評価のギャップ
にしけん: のいさんはすごい技術者としてレベルが高くて、お客さんからの評価もすごい高いんです。それと社内での評価が別の軸にあると、ちょっと難しいところですよね。
木村B: 9割以上が現場評価じゃないと、やっぱりちょっと気持ちよくないじゃない。俺も前職でそれがあったから、テクニケーションは現場評価を重視するようにしたんだよね。
この問題は多くのエンジニアが直面する課題です。技術力があり、顧客から高い評価を受けていても、社内の評価制度や人間関係によってそれが正当に評価されないという状況は、優秀な人材の流出につながります。
転職後の活躍
現在、のいさんは新しい会社で2案件目を担当中です。1案件目はAzure案件で、現在はAWSのクラウドリフト案件に携わっています。
戸澤さん: 1案件目が終わる時に、お客さんから「なんとか残ってくれませんか」みたいなメールをいただいたり、「別の案件も担当してくれませんか」みたいな感じで、結構引き止めていただいたよね。
実力主義への想い
座談会の最後に、実力主義について触れられています。
木村B: エンジニアは努力するとそれが実力になって、それが評価されるという分かりやすい世界ですからね。
まとめ〜転職成功の鍵
この二人の事例から学べることは:
- 異業種からでもエンジニア転職は可能 – 基礎的な素養と学習意欲があれば道は開ける
- 人間関係は転職の大きな要因 – 技術力があっても、職場環境が合わなければ転職を考える
- 現場評価と社内評価の一致が重要 – 優秀な人材を定着させるには適切な評価制度が必要
- ネットワークの力 – 前職の同僚からの紹介が良い転職につながることも
のいさんのように技術力があっても人間関係で悩む方、戸澤さんのように全く違う業界からエンジニアを目指す方にとって、参考になる事例ではないでしょうか。